障害を持つ子どもたちが、のびのび生活していけるように。
学研都市病院リハビリテーション科科長 石原 みさ子(理学療法士)
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プロフィール◎いしはら・みさこ 京都大学医療技術短期大学部理学療法学科卒(現、医学部保健学科)。京都八幡病院勤務などを経て、現在は学研都市病院リハビリテーション科科長。 理学療法士。趣味の日本舞踊は名取の腕前 |
学研都市病院リハビリテーション科では、脳性まひ児をはじめとする運動発達障害のある子どもに対して、小児リハビリテーション(小児リハ)をおこなっています。平成18年3月までは京都八幡病院で小児リハビリテーションを実施しておりましたが、内容をより充実させるために学研都市病院に移しました。早期から適切にアプローチをおこなうことにより、潜在的な能力を最大限に引き出し、運動機能の改善に成果が期待できます。
脳性まひなどにより、運動発達障害のある子ども達に発達援助をおこないます。
小児リハビリテーションには、色々な考え方、方法があります。現在、代表的なものがボイタ(Vojta)法とボバース(Bobath)法(神経発達学的治療)で、いずれも開発された方の名前が付いています。私自身はボバース法を念頭に置き、体に残っている潜在的な機能や隠れた能力を引き出していけるように働きかけています。
まず、楽しくやりたいですね。体を治そうとするあまり、リハビリ自体が目的になってしまい、つらい訓練のノルマに追われる生活では楽しくありません。私は、ここでの時間が、その子の生活にとって何かのきっかけになり、“のびのび生活する”ことができるように――それをモットーにしています。いわば私は、みんなの潜在的な力を引き出す“触媒”ですね。ご家族も、障害のある子がいるために何もかもがまんするのじゃなく、ごくふつうに、みんなが楽しく過ごしていける、そんなお手伝いができたらいいと思っています。